【考察】ビリジオンEX

ボクが思うに、ビリゲノはエメラルドスラッシュをどれだけ早く、何回使えるかのデッキです。ミラーマッチした際はじゃんけんで先攻取れるかどうかで勝負が決まるくらいに。
ビリジオンEXがバトル場で相手からのダメージを受け止めながら、ベンチに2エネ以上付いたゲノセクトを2体準備することができれば、相手にとって対処しなければならないポケモンが複数になり、1ターンに1回しかワザを使えないこのゲームではとても有利になります。エメラルドスラッシュを使えば、3ターン目の終わりにはそれができます。
多くのビリゲノのデッキレシピでは多数のフウロが採用してあり、2ターン目にエメラルドスラッシュを撃つことと、Gブースターの連射を切らさないことを生命線にしているふしが有ります。フウロ→博士の手紙で、序盤にエネを貼らないターンを作らないことや、フウロ→エネルギーつけかえ(アクロママシーン)で手貼りとあわせて2エネを確保してGブースターを連射していきます。エネルギーつけかえは、序盤にエメラルドスラッシュを撃っておくことや、エメラルドスラッシュを撃ち終わったビリジオンEXをベンチに残すことで十分に機能します。多数のフウロはエーススペックであるGブースターを引き込むためにも活躍します。
打点の並びも綺麗で、ハチマキエメラルドスラッシュ70＋メガロキャノン100で170のEXを落とせます。HP180やHP210に対してはデオキシスEXが1枚あれば調整がつきます。
ビリジオンEXでスタートするために4枚投入される場合がほとんどですが、相手の毒催眠光線を腐らせることができるという意味で、多くのデッキに対してディスアドバンテージになりにくいです。

長々とゲノセクトEXを使うにはビリゲノだという理由を書いてしまいましたが、ゲノライボという選択肢もありえると思います。その場合はゲノセクトEX以外にも(ミュウツーEXやガマゲロゲEXのような2エネ起動の)アタッカーが入る構成になるかと思います。MライボルトEXが2進化並みにデッキスペースをとるので、エネルギー量やトレーナーズの配分がシビアになるとは思いますが、面白い構築ができそうです。

ボクの日記の085番、087番、101番なんかにビリゲノのことを書いているので、もし興味があればどうぞ。

>>ちけさん
コメントありがとうございます。
記事さらっと読ませていただきました。
101番の記事は時間取ってしっかり読ませていただきます(大事そうなこと書いてあったので…)。

特性に関しては、毒催眠分のアド取れるので置いとくだけでつよい、という部分では納得しています。採用理由はここが大きいんじゃないかと思ったくらいに。

Gブースター連射の視点ではものすごく意見がほしかったところです。

101番の記事では、アクロママシーン、じてんしゃとつりざお、メタ読みのカードチョイス（フワライド、ハンマー）あたりの箇所が今回僕が使っている構築にかかってくると思います。
87番と今回頂いたコメントの、フウロの使いまわしも、かも。

色が合うというのと既存の動きでだいぶつよいので再検討しなくとも、な理由でずっとビリゲノなままだとしたらだいぶだいぶまずいと思っていました。

もうちょっと読んで、ライボルト構築もうちょっと使った上で、再度記事に起こしてみます。